美意識と感度

美意識、は、もって生まれた感覚や態度、傾向性もあるけれど、ある程度は育めるとも、思います。

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男女問わず小さな頃から、美人女性に見惚れていたり、花を愛でたりする子、いますね。

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こないだの友人とのお喋りが可笑しくて。

友人が、ふと息子たち(中学生)に「ちょっとお花を買ってきて。可愛いやつ。」と頼んでみたところ、息子君1は、仏花を買って帰ってきたそう。

驚いたけれど確かに菊は純粋に可愛いし・・何にも間違っていない、いないけど仏花・・・

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困った顔した母を見て悟った(らしき)息子君2も、しとしととお花屋さんへ行き、彼は松の木の枝を買って帰ってきたそうで。「お母さんは自然が好きだから。」(だから草木が好きだろう、の意かと。)

そんな友人のエピソードを聞いた私は、まあ大笑いですよね。

仏花と松!激しぶ!ww

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友人は、日頃からお花を飾ってるわけでもないし、突然可愛いお花を買ってこいと言っても、そりゃわからないよねー、きっとお花屋さんで悩んだだろうねーってなったんです。彼らの美意識を育てていなかったと。

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そうですね、確かに。常日頃から美しいものを見ていること、ですよね。

それは何もいつもお部屋に真っ赤な薔薇を飾るとか、毎週美術館へ出向くとかそういうことにかぎらなくて、自分が好きなものを愛でる(そして飾る)ってこと。

お花をとおした女性(お母さん)の姿。女性が美しいものを愛でている、喜んでいるという情報を五感や第六感でキャッチする。キャッチしないと「ただのお花と女性」として通り過ぎてしまうものね。美の基準はもちろん人それぞれなので、自分に無理に寄せるわけにはいかないけれど、彼らの美意識を育てるのって、周囲の美しいものと、感度です。

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女性が好きなものを見てうっとりしていたりテンション上がったりしてることって、お花そのもの情報だけでなく、そんな情景もセットになって美意識って育つんだろうなぁ。

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自分を綺麗にしてたり好きなものに囲まれることで、彼ら男性たちの美意識(ハート)が育つのだったら、ますます急務ですねー

結局、綺麗になりたいとか可愛くなりたいとか、自分が好きなものに囲まれたいとかをいちいち大事に叶えていくことが、なによりのことなんだなぁ。

「進化する男性性」を伝えるセクシーな愛の男 Destin Gerek(evolvedmasculine)は言っているよ。

愛は最も大きな力。「愛、女性、女性性は全て同じ」だって。