本当の罪

「美しさは罪である」

といったのは誰だったか。

(検索してみたら、パタリロばっかり出てくる・・テーマ曲が「美しさは罪」でした)

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美しさの前では何もできなくなる。頭が真っ白になる。

のはわかりますね。

赤ちゃんが笑ったとき、若い女子たちのキャッキャッいう黄色い声を聞いたとき(今ですが)、無条件に可愛いし、

「すべて許す!」みたいな気持ちになります。

それは罪というか、降伏。

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美しさは何をも凌駕してしまうし、自分自身がそこにいなくなるような感覚になること、あると思います。どうしようもないよね、見とれちゃうんだもの。

やっぱ罪だね笑

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そしてこちらはどう感じますか?

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自分の美しさを知らないことこそ、罪である。

自分の美しさに気づかないことこそ、罪である。

自分の美しさを隠すことこそ、罪である。

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他の人の美しさは認められるのに、自分だけはなぜ特別なのでしょうか?

なぜ、自分の美しさだけが見えないのでしょうか?

それは自分自身に対する、最大の罪です。

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美しさを、誰の何の基準にあわせていたのかなと思う。

一体誰に認められたかったのかな。

誰に褒められたかったのかな。

誰を魅了したかったのかな。

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全部幻。

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世に咲く花は無数にあって、

小さな野花、花びらの大きな花、年に一日だけ咲き誇る花、太陽を求めてひたすら背を伸ばすひまわり、沢山のお世話が必要な牡丹、誰も触ってくれるなと言わんばかりのトゲトゲの薔薇、虫が蜜を吸いやすくなっている形状の花、人も来ない高山にひっそりと咲く花、群れをなして咲く花、周りに同化する色の花、目がくらむような黄色いミモザ・・・

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美しさは、哲学者も何千年も定義ができないそうです。

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そうだよね。どの花も美しい。時期がきたらちゃんと自分で開花しています。

花がわかっていることは、

自分に水(栄養)と光(太陽)が必要なこと。それが自分を育むこと。

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だから、太陽が十分に必要な花は、日向に咲いて太陽に向いているし、

水が十分に必要な花は、根っこが長かったり、軸がしなやかだったりして、水を摂取できる形状になっている。

そうしないと、生きていけないと知っているから。

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他の花と比べたりしないし、遠慮しないし、諦めないし、

ただ咲く。

花は自分を知っていて、生き方を知っています。

自分は自分の美しさがあって、誰とも比べられるものではなくて、

自分の美しさは自分にしか咲かせられなくて、唯一無二で、

いつだって遅すぎることはなくて、

咲くときには思いきり(自然に)咲いて、

それをしない花って

一体何でしょう。

ありえません。

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水と光を求めるのは当然で、

自分自身という存在を咲き誇り、

自分のやり方で世に提示(表現)させないというのは、

罪です。

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自分の美しさを知っている人は、

隠さない。

スーパーナチュラルです。

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自分自身に重大な罪を犯していた!

とハッとしたら、

心配しないで。嘆かないで。

その瞬間が開花のときです。

自分の欲しいものを望んでいいし取りにいっていいし(あなたにとっての水と光)、

どんどん滋養を与えてあげよう。

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可愛いよね。

この私って、

私だけなんだから。私しか咲かせられない、私。

枯らしてる場合じゃないよ。

私よ、時をもたらしてくれてありがとう。