YONI TALK
ヨニの声はあなたの声
大人になってふと立ち止まる。
私の人生、これでいいのかな?
私は自分の人生を生きているのかな?
まあ幸せっちゃ幸せ・・・。
何かモヤモヤする、でも、何にモヤモヤしてるのかわからない・・・。
心の声?体の声?ヨニの声??
なぁにそれ、どうやって聴くの??
私たちは毎日忙しい。
自分の声を聴くヒマもないほどに私たちは、何かにむかって頑張ってきたね。
私個人の本当の望みって何だろう。
本当は何を感じて、何がしたいのだろう。
誰も私を分かってくれない。理解してほしい。
パートナーは全く私を見てくれない・・・でもしょうがない。
大人ってこういうものでしょう。
ねぇ、本当にそう思う?
その思いは出る場がなく、行き場のない思いはすべて、あなたの中に残ってる。(排泄しないと便秘するのと同じこと。そしてどんどん発酵する)
あなたの思いはヨニにずっと眠ってる。
ヨニには未消化の感情がいつまでもあります。
だから、モヤる。(滞って、体内の気の流れも悪くなります。)
あなたは何を感じていて、誰に大切にされたい?
本当は誰に聴いてほしい?
いちばん近くて遠い人、それは。
あなた自身です。
あなたの声をあなた自身が聴いてくれない。
体はとっても健気です。
あなたが気づこうと気づくまいと毎日いつも一緒に寄り添ってくれていた。
本当はあなたの体は、いつもあなたにメッセージを送ってくれていた(症状になったり病になったりしてね)。
ごめんね私。
ずっと聴いてこなかった私の声。
私が大切にしないものを誰かが大切にしてくれるわけない。
というか、私は私にいちばん、大切にされたかったんだ。
私よ、いつもありがとう。
ヨニトーク
寝る前などのリラックスした時間に、ちょっとした自分の空間をつくりましょう。寝転がってもいいですよ。
ステップ1:
目を閉じて、深呼吸。
あなたの手を子宮の上に乗せて。ゆっくり呼吸を続けます。
何も考えないで。
それから子宮を手に感じてみる。
かたい?やわらかい?冷たい?温かい?
何か感情や感覚が浮かんできたら、そのまま感じて。
何も浮かばなくても大丈夫。
今はあなたの呼吸に耳を傾けていい時間です。
そのまま呼吸を続けて。
ぼんやりできればできるほどいいですよ。
思考を脇において。このまま寝てしまってもOK。
しばらくこれを続けます。
ステップ2:
呼吸を続けるうちに、もしも泣きたくなってきたら泣いてください。
呻きたくなったら呻いてください。
笑いたくなったら笑ってください。
エネルギーの循環が始まると、あらわれるものがあるかもしれません。
状況の許すかぎり、出てきたものは感じて出します。
理由や原因を探さないでください。
まずは感じる。
これまで我慢し抑えていた感情があらわれるかもしれないので、もしかしたら痛みを伴うかもしれません。
呼吸を続けて瞑想状態になると、無意識が浮かびあがってくることがあります。痛みはいつか消えていきます。
心配しないで。
ここで今、ちゃんと味わってあげてください。
ステップ3:
もし悲しくなったら、“悲しいんだね”といってあげて。
“泣きたかったんだね”“寂しかったね”
“本当は許せなかったんだね”などと寄り添います。
感じるあなたがあなたの女性性。
声をかけて寄り添っているのがあなたの男性性。
女性が感じて、男性が受け取る。
女性が満たされて、男性のエネルギーになる。
この会話を続けてみます。一人二役やってみましょう。
あなたが何を感じていて、本当はどうしたかったのか、わかってきます。
パートナーシップ(=あなたの人との関係性)が育まれていきますよ。
でもまずは、あなたがあなたを満たすこと。
これがうわさの、男性性と女性性の統合のプロセス。
あなた自身の成熟のプロセスのことです。
ぜひヨニとの会話を楽しんでくださいね。
自分の声を聴いてその都度感じることは、自愛の基本です。
感情を感じ、まずは自分にむかってハートを開きましょう。
“ハートを開く”とは、自分の「殻」を壊して頑張って開くことではありません。
ヨニの声そして心の声に耳を傾けること。
素直になって、現実をそのまま認めればよかったのだと気づいていきます。
「ヨニの声が聴こえない」という方へ
あなたが聞く耳をもっている、準備ができていると感じるまで、ヨニは声を出さないかもしれません。
“どうやって聴くの!?”と、外側から声が聴こえてくるのを待つのではなく、ただひたすら自分の呼吸やヨニに意識をおいてください。
ボケーっとすればするほどいいです。
時間をかけてください。
人によっては、一日で聴こうと思わないでください。
あなたの年月の分だけヨニが無視され続けていたのだとしたら、そんなにすぐには反応しないかもしれないし、その気持ちはわかるはず。
焦らず待ちましょうね。